Diary

日誌ではなく、日記。

4月26日(日)

長男のピアノの発表会の日。

朝、発表会用に妻が買ったシャツと黒いズボンを履いてリビングでリラックスしている長男が、小さく縮小した若い頃の自分の姿に見えてぎょっとした。遺伝子。

藤戸にあるピアノを置いた小屋をオープンな状態にした広場が会場だった。出順は3番目。長女の友達が家のピアノで弾いていたのを聞いて気に入ったらしく、魔女の宅急便の「海の見える街」を演奏した。弾き始めが鮮やかで、空気を作っている感じがあってとてもよかった。途中で詰まりながらも最後まで演奏することができてよかった。妻も「今までで一番よかった」と褒めていた。

その後も同じ教室の子達の演奏を聴き、みんなとてもよかった。ハウルの動く城の曲をを弾いている子もいて、この曲は「人生のメリーゴーランド」というタイトルなのか〜ということを初めて知った。「人生」という言葉を聞くだけその二文字の中に長く濃い時間が詰まっている感じがしてわくわくする。いい曲。人生は直線ではなく円形なのか、輪廻。視点によって形が変わる。

最後に演奏者全員で「それもいいね」を合唱していて、これもとてもよかった。いい曲。人間のやるべきことなんてこういうことしかないかもという気持ちになりながらうるうるしながら聞いた。美しい美しい。もっとこの時間が続けばいいのに、まだ終わらないでと思いながら聞いた。プロのアーティストのライブ以外でこんな気持ちになるのは初めてだった。