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フリーランスのWebデザイナーとして独立する決意をしました

りゅーまち

こんにちは、りゅーまちです。

2018年からSEとしての本業の傍らWebデザイナーとしてじわじわと活動を続けていくうちに、自分のやりたいこと×できること(デザイン×プログラミング)の両方を活かして、本気でWeb制作を仕事にしたいと考えるようになりました。

昨年末に決心をして、新卒から12年勤めてきたシステム会社に退職の意思を伝えました。このポートフォリオサイトを完成させて年明けからWeb制作会社への転職活動を開始するぞ…!と思っていたのですが、年末〜年明けと考えた末にフリーランスとして独立する道を選ぶ決断をしました(2020年5月から予定)。

なぜフリーランスになるのか?

自分には元々独立してフリーランスとしてWebデザイナーとして仕事をしていきたい!という目標がありました。ここではなぜWeb制作会社への転職を経由せずにいきなりフリーランスになることを決めたのか?について整理します。

“ご縁”を大切にしようと思った

これまでは会社員のSEとしての仕事と並行して、個人で友人や知人から依頼を受けたWebやデザインの仕事をしていました。子育てと本業に追われつつも唯一自分のために使える早朝の30分〜1時間ぐらいを使ってこつこつと。活動を続けているとありがたいことにご縁でぽつぽつとデザインやホームページ制作のお話をいただくようになりました。

転職してWeb制作会社に入った場合、今までと同じく個人の制作時間は早朝のわずかな時間だけになります。そうすると自分の場合がっつり1つのホームページをデザインしてコーディングして公開するまで半年〜1年とかかかっちゃいます…(このポートフォリオも1年近くかかりました)。しかしお客さんはそんなに待ってくれません…。

そんなことを考えていたときにこんな記事を読みました。速水もこみちさんが俳優としても活躍しつつ料理家としても不動の地位を確立できた理由を語っています。

速水さん「(中略)準備が整うのを待ってたら、誰かに追いつかれちゃう。」

サノ「たしかに、『準備が整ったらやる』って永遠に始めないで済む最強の言い訳なんだよな…」

速水さん「そういう言い訳に終止符を打ちたいとき、『ご縁を大切にする』ってけっこう大切だと思いますよ。」

速水さん「新しいことをはじめるときって絶対不安とか心配があると思うんですけど、声をかけていただいたり、同じ志を持った人との出会いがあったりしたときは、素直にそれを信じたほうがいいと思います。
何かが始まるときってだいたいご縁。誰かに手を差し伸べてもらったときは、『せっかくだから、やる』と決めておけばいい。」

(中略)

サノ「いつも誰かに支えられて先につながっていく人と、頑張っているのに人が集まってこない人って、けっこう分かれる気がするんです。
ご縁を大切にされてる速水さん的に、そこにはどんな差があるのかなって。」

速水さん「ああ…ご縁を引き寄せられない人って、結局「自分のことしか考えてない」気がするんですよね。」

速水さん「結局、誰かと一緒に何かをするって、「同じ目標に向かって走る」ってことじゃないですか。
このとき、「チームのゴール」じゃなく「自分のゴール」だけを考えてる人は、やっぱりうまくはいかないですよね。」

https://r25.jp/article/758571408331671162

このインタビューを読んでがつんと頭を打たれた感じがしました。「『準備が整ったらやる』って永遠に始めないで済む最強の言い訳」「ご縁を引き寄せられない人って、結局「自分のことしか考えてない」気がする」という言葉が、「まずは制作会社に入って、もう少し経験を積んでから独立しよう」と考えていた自分と重なりました。どうしても行きたい会社があるとか、どうしても力になりたい!という会社があるわけではなく、「独立の準備のため」の手段として転職活動をしようとしている自分に疑問を感じました。それより”ご縁”で自分に話を持ってきてくださった方や現に困っている方の依頼を「まだ準備中だから」と断るのではなく「せっかくだから、やる」。そのほうが人として誠実なんじゃないか、と考えるようになりました。

転職活動をする余裕がなくなった

それともうひとつ、年末に打ち合わせをしていただいた会社さんからロゴ〜ホームページ制作を正式に依頼していただけました。この案件をいま会社員の仕事と並行して進めていて、納期的に転職活動をする時間がない…(笑)というのも大きな理由です。

この仕事をお客さんのためにきっちりとやりきれば、自分の自信にも実績ににもつながる、一皮むけると思ってます。なにより今困っている人がいて、その方が自分を頼ってくださっている、その力になりたい!という気持ちが強いです。

Web制作の本質は今までやってきたシステム開発と同じだと思った

同じIT業界とはいえ、新卒から今まで勤めてきたシステム会社と、Web制作会社の業務はかなり違うものだろうな…と思っていました。だからまずはWeb制作会社に転職!と考えていました。昨年末にホームページ制作の依頼を受けたことをきっかけにして改めてWebディレクションに関する書籍を読みました。お客さんの要件定義をして、設計をして、実装をして、保守・運用をする…「これってシステム開発と同じゃないか?」「このスキルって自分が12年間SEとして仕事をしてきた中で培ってきたものそのものではないか?」と思いました。

これに気づくと自分のスキル・キャリアにかなり自信が出てきました。SEの仕事の本質はお客様の問題解決をすることです。これはデザインの仕事にもWeb制作の仕事にも(むしろ世の中の全ての仕事に)共通することだと思うんです。

尊敬するデザイナーさんに出会えた

Web制作会社に転職したかった理由として、「プロのデザイナーさんがいる環境で仕事がしたい」というのがありました。現場のデザイナーさんからデザインについて学んだり、技を盗みたいと思っていました。

昨年末に兄の友人でフリーランスのグラフィックデザイナーとして仕事をしている方と飲みに行かせてもらう機会がありました。それがきっかけでこちらから悩みを相談させていただいたり、仕事を手伝ってほしいと相談していただけたりするようになりました。岡山で自分にとっての師匠のようなデザイナーさんと出会えたことは自分にとってめちゃくちゃ大きいできごとでした。

まとめ

というわけで、いろいろと考えた結果「フリーランスになろうとしているよ!」というお話しでした。といっても今お話をいただいている数件の仕事の先については安定した仕事の見込みがあるわけでもないし、子供2人を育てて行かないといけないし、家のローンはあるし…でかなりかなりいきおいで決めた部分が多いです!笑

でもなぜか「なんとかなるやろ」って気持ちと新しいことにチャレンジするわくわくした気持ちのほうが強いです。

いろいろと余裕がでてくるのが今年の6月とか7月とかからになるかと思いますが、お仕事の話や楽しそうなお話どしどしお待ちしています!

仲良くしていただいている皆様、これからお付き合いしていただける皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

この記事を書いた人
りゅーまち